2009年05月27日

素数ゼミの話

セミ(蝉・蟬)は、卵→幼虫→成虫という不完全変態し、カメムシ目(半翅目)・頚吻亜目・セミ上科に分類される昆虫の総称で、「鳴く昆虫」の一つとして知られています。
分布する気候帯は、熱帯や亜熱帯の森林地帯が分布の中心で、亜寒帯の森林や草原に分布するものもいます。
現在約3,000種が知られ、翅端までが130mmくらいの巨大なテイオウゼミから、20mm程度のイワサキクサゼミまで大きさも多種です。

セミは逃げざまに「尿」のような排泄物をし、セミ捕りでかけられた経験のある方も多いはずです。
これは飛びたつ際に体を軽くするため、という説や膀胱が弱いからという説などよくわかっていませんが、体内の余剰水分や消化吸収中の樹液を外に排泄しているだけで、外敵を狙っているわけではないようです。「セミのおしっこ」はほとんど水分で、有害物質はほぼ含まれないそうです。

このセミが北米で13や17といった素数の年数ごとに大量発生するという現象があります。これが事実かどうかこの度静岡大学の研究チームがコンピューターを使ってシミュレーションで再現し、米科学アカデミーに発表しました。それによると一定の生存率や羽化率、産卵数で、10年から20年の11種の周期ゼミがいたと仮定し、1000年単位で個体数の変化をシュミレーションしたところ、単純に世代交代を繰り返すだけでは周期による差は見られず、素数ゼミの優位性は現れませんでした。そこでアリ効果を導入したところ17,13,18年の周期の順で個体数が多くなり、素数ゼミが生き残った過程の再現に成功したそうです。

posted by くたくた at 02:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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